昔の「内職」のイメージは、工場の下請け作業を自宅で行なう印象が強かったと思います。このような作業は、現在でも一部に残っています。自宅において、事業所から配達されたり、自分で持ち帰った製品を加工・手直しをしたり、機械を組み立てて完成した物を事業所に納品することなどが、手作業の内職の仕事になります。出来高個数に応じて、契約報酬を受け取りますが、大体どの内職も出来上がった品物1個につき、手間賃が何円何銭という具合に支払われます。作業単価はびっくりするほど、とても安いです。仕事の種類、経験、仕事に費やした時間数などによって異なりますが、目安としては、1日2〜3時間費やして、1ヶ月20〜25日の就業で毎月2〜5万円の収入となります。内職による収入は、根気よく作業を続け数をこなさなければ一定の収入にはつながっていきません。配達上トラブルがあるといけないので、仕事材料は宅配で送ってもらうことはできません。事業所に直接配達してもらうか、内職者自身が出向いて受け取ることが原則です。自分で受け取りに行く場合は自家用車が必要です。どの地域においても、内職ができる事業所は限られています。しかも、求人は事業所近辺の地域に限ることが多く、自由に仕事を選べる状況ではありません。求人数・求人件数とも少なく、大変厳しいのです。
近年では、インターネットの普及に伴い、自分のウェブサイトに広告を載せることで報酬を得るような、ネットでの内職が増えてきています。